旅のコツ

【決定版】60代70代の旅計画の立て方

年齢を重ねてからの旅は、若いころとは異なる楽しみや発見が待っています。

60代、70代以降にとっても、旅は経験や学びとともに、リラックスやリフレッシュをさせてくれるものになります。

そのためには自身応じた安全面の配慮や体力に合わせたプラン作りも重要です。

この記事では、60代、70代のシニア世代の方々に向けて、無理なく、楽しめる旅行プランの立て方を案内します。

あえて計画しないという魅力

旅の計画と聞くと「どこに行き、何をして、どのくらいの時間を過ごすか」を細かく決めることが一般的です。

さっそくタイトルと反することですが、

  • 旅の目的地は決めても、道中は気ままに歩く
  • 予定に縛られず、大事な場所に長居する、など

自由度をもたせることで、予期せぬ出会いや風景に出会えるチャンスが広がることがあります。

特に公共交通機関や移動手段が集中しているエリアでは、計画に制限されない自由な旅が可能です。

この記事ではしっかりと計画を立てることにも役立ちますが、ゆとりある旅を実現させるために工夫もすることができるので、どちらの場合もご活用ください。

旅計画の大切さ

計画を立てない旅も魅力的ですが、慣れていないと、必要以上に歩くことになったり、ハードな旅行になってしまうこともあります。

健康面や体力に合わせた移動手段の検討、宿泊施設の設備確認、観光施設のバリアフリー対応など、事前に確認しておけば安心して、無理なく楽しめるたびが実現します。

また、旅先での体調の変化にも対応できるようになるので安心です、

例えば、各地の観光が多い都市部なら、どこに一息つけるカフェやレストランがあるか、緊急駆け込み時に医療機関があるか事前にチェックしておくと良いでしょう。

 

旅の計画の立て方

シニア世代にとって、旅の計画はしっかりとした準備をすることで安心感と楽しみを増やすことにつながります。

1. 旅の目的を設定する

今回の旅で「何をしたいのか」という目的を明確にしましょう。

旅には様々な目的がありますが、目的に合わせて行き先や行程が変わります。 目的を持つことで、旅の終わりにはより充実した体験をすることができます。

たとえば・・

  • リラックスしたい:温泉地や自然豊かなスポットが多め
  • 新しい知見を高めたい:歴史と文化に触れる場所が多め
  • 家族や友人と楽しむ:みんなで楽しめる体験を入れる

などがあります。

あなたが今、求めていることはなんでしょうか。

2. 旅先を決める(本ブログ)

目的が決まったら、それに合った旅の先を決めます。

本ブログ「悠々シニア旅」でもシニア世代に適したおすすめの旅の先を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ほかにも、「るるぶ」や「まっぷる」という旅行雑誌を活用することもおすすめします。

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見るだけでも楽しいので、旅行前も楽しめます

 

3. 行きたいところを箇条書きにする

行き先(県やエリア)が決まったら、その中で行きたいスポットをリストアップしましょう。

行きたい場所をあらかじめ箇条書きしておくと、スムーズなプラン作りが可能になります。例えば、「観光名所」「地元の市場」「景色の良いカフェ」など、興味のある場所を整理されてみてください。

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この段階では、細かい順番は決めず、行きたいスポットを自由にリストアップするだけで大​​丈夫です。

4. Google マップを使って行きたいところをつなぐ

リストアップしたスポットを、Google Mapsを使って視覚的に配置してみましょう。地図上でそれぞれの場所がどのように位置しているかを確認することで、1日の流れや移動時間具体的に設定することができます。

4 - 1. GoogleMapsの「アプリ」を開く

4 - 2. 現地の出発地と行きたいところを入力し、経路(ルート)ボタンを押す

4 - 3. 右上のその他アイコン(︙)を押し、「経由地を追加」を押す

この方法で一度に9件まで、経路を一括表示することができます。

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最短で行けるよう並び替えも簡単です。

取捨選択する

行きたい場所をリストアップし、ルートも見えてきたところで、「すべてを回るのは無理そう」と感じた場合は、行く場所を取捨選択します。

無理のないペースで、移動負担を軽減することもシニア旅を充実させるコツになります。

また、訪問時間や混雑状況を考慮して、どこを優先するか決めると良いでしょう。

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「どこにいくか」「難しい場合はどこを削るか」を考えている時間も、旅の楽しさの一つです!

決定!

行き先の候補を整理したら、旅の計画を確定させます。

日にちや移動手段、宿泊先などもこの段階で決めていきましょう。

ノートに書いておく

最後に、計画した内容をノートにまとめて整理しましょう。

行きたいスポットや住所、連絡先などを書いて保存しておくと、スマートフォンが使えなくなったときにも役立ちます。また見返すことで旅の楽しさを事前にも高めることが可能です。

計画のポイント

シニア世代にとって、旅行はリフレッシュと心のリラックス、そして新しい出会いをもたらす素晴らしい体験です。

60代・70代の方がゆったりと満喫できる旅の計画ポイントをわかりやすくご紹介します。

詰めすぎない

シニア世代の旅行では、何よりも「余裕を持ったスケジュール」を大切にすることが大切です。

予定を詰め込みすぎず、休息や自由に動ける時間を確保することで、気持ちに余裕が、旅がより楽しくリラックスしたものになります。

1.休憩時間をしっかり確保

旅行先で体力を温存し、長く楽しむために、観光地を中心にカフェやベンチで休憩できる時間を設けましょう。

特に、移動が多い日には途中でお茶を飲みたり、景色を眺めるなどして、無理せず楽しんでください

2.移動時間にも余裕を持たせる

観光スポット間の移動に必要な時間を多めに設定しておきましょう。

交通機関の遅延や、意外とバス停に迷ってしまったりすることもよくあることです。また、途中で気になったスポットを見るためにも、余裕があることがポイントです。

自分にあったオリジナルプランにしましょう

年齢や体調によって、1日どれくらい歩けるか、どの程度活動できるかが変わるのは当然です。

自分のペースを大切にすることが、充実した旅につながります。宿泊先に戻る時間にお早めに設定しておくと安心です。

また、旅行先での移動手段もポイントです。移動に疲れやすい場合は、現地ツアーや送迎サービスが利用できるか確認しておくと良いでしょう。

宿泊先の大切さ

特に60代、70代の方にとっては、宿泊先の設備や周辺環境が快適であることは、旅の質を大きく左右します。

温泉やリラクゼーション施設が併設されているホテルや旅館であれば、旅の疲れを癒しながら、快適な滞在が実現します。

また、宿泊施設から観光スポットへのアクセスの良さも大切なポイントです。

徒歩圏内に主要な観光地がある場合、移動に疲れずに済みます。交通の便が悪い場合でも、シャトルバスやタクシーの利用が便利かどうかを確認しておきましょう。

旅の思い出を楽しむ

60代、70代の旅には、楽しみや感動が詰まっています。

写真や動画を撮って思い出を記録することで、帰宅後も旅の残り韻に浸れます。

また、日記をつけることもお勧めしますです。感じたことや発見したことを記録に残すことで、後から見返す時にそのときの思い出がよみがえり、いつまでも楽しむことができます。

1. 1日に3か所程度を目安に

訪問スポットを1日3か所ほどに設定すると、1か所あたりの滞在時間が長くなり、無理なく旅を楽しむことが可能です。

「ここだけは外にいけない場所」を選ぶ

行きたい場所が多い場合、「この旅で必ず行きたい場所」を3か所選んで見ましょう。また、気まぐれに時間を過ごすことで、新たな発見や思わぬ出会いも期待できます。

まとめ

60代・70代の旅行では、余裕を持った計画で無理なく楽しむことが大切です。

移動や休憩に余裕を持てることで、心身ともにリラックスしながら新たな発見や思い出を無理なく、充実した旅を楽しまれてください。

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