シニア旅をテーマにした記事を執筆するにあたり、最も大切にしているのは60代、70代の方々の視点です。
旅に出るとき、健康や体力、そして楽しみ方に関しては、若い頃とは違った視点が必要になります。だからこそ、読者の皆さんが「これなら私にもできそう!」と思えるような、実際に役立つ情報をお届けしたいと考えています。
私自身、シニア世代のライフスタイルや旅行に対するニーズを深く理解するために、日々勉強を重ねてきました。
今回は、そんなシニア旅に欠かせない視点や情報を、実際の体験を交えながらお届けするレポートです。旅を通して、シニアライフをより豊かに、健康に、そして楽しさを感じながら過ごすための参考にしていただけたら嬉しいです。
Contents
老いパークとは?日本未来科学館で「老化」を体験する新しい場所
日本未来科学館で開催されている「老いパーク」は、老化をテーマにした体験型の展示エリアです。
この展示では、視覚や聴覚、運動能力や認知機能など、加齢による体の変化を実際にシミュレーションできる装置や体験が用意されています。
老化を単なる「衰え」と捉えるのではなく、身近なテーマとして受け入れ、理解し、前向きに生きるためのヒントを得ることができます。
実際に体験してみた!老化シミュレーションの驚きの効果とは?
老いパークでは60代、70代よりもう少し上の 年齢の老いを体験できる設備が多かったです。
それでも将来自分が迎える感覚を知ることで、旅の楽しみ方を考えるきっかけにすることができます。
視覚や聴覚が変わる感覚を体験!日常生活に役立つ工夫とは?
視覚が老いたとき、どのような視野が広がっているのかを体験できる装置です。
車の運転をするゲームができます。
聴覚の老い体験では、「さとうさん」「かとうさん」「あとうさん」がランダムに呼ばれ、老いた感覚でも聞き分けられるかを体験できます。
「え?いまなんて言った?」と言いたくなるのをよくわかりました。
身体の変化に向き合う!動きやバランスが変わった時の対応方法
足に重りをつけて、カートを引きながら、スーパーを目指す、老い体験をしてきました。
横断歩道ひとつとっても危険もあり、先も遠く感じらる体験をしました。(写真を撮り忘れてしまいました)
認知機能の変化にも前向きに対応!記憶力の低下を感じる体験
そのほかにも、記憶力の低下を実感できる買い物ゲームや、プリクラのような機械に入り、自分の笑顔や怒った顔が高齢者にはどのように映っているのかを知ることができるコーナーがありました!
体験を通じて見えてきた「老化」と向き合う大切さ
老いパークでの体験を通じて、老いと向き合う機会を得られました。ここでは得たこと・本ブログに活かしていることをシェアいたします。
老化の進行を自然なものとして受け入れることで、毎日がもっと楽しくなる
老いは誰しもが経験していく自然なものです。「若いころはよかった」ではなく「今は今でよい」というスタンスが人生を充実させてくれると思います。
老いの現象は姿勢を正したり、運動をしたりして、ある程度は和らげていくことができますが、やってくるものでもあります。
老いから逃げるのではなく、老いを味わうことができるのは我々の特権なのではないでしょうか。
3.2 日々の小さな工夫で、老化を上手にサポート!身近な対策が大きな違いに
老いの進行は、食生活や運動習慣などで和らげていくことができるようです。
ただ本ブログで大切にしたいことは、老いも含めて旅行を楽しむこと。
若いころは徹夜で旅行したり、深夜バスを利用したり、レンタカーを使ったりした旅行をしますが、老いてくるとなかなか難しい。
それでも旅先で朝日を浴びたり、お金があるからこその快適な交通手段を楽しみ、老いとともに旅行を楽しんでいけることをテーマにしていきます。
3.3 シニアライフを楽しく豊かにする!今大切にしたいこと
60代、70代はまだまだ動けます。
将来やってくる老いのために、
✓ 将来どのように過ごしたいか
✓ そのために今何を大切にしたいか
これに向き合っていくことが、シニア旅をより魅力的なものにしてくれると考えています。
体験後の感想とまとめ:老いを知り、より幸せに生きるために
身体変化として老いはやってきますが、一概にネガティブなことではなく、これまでの経験が高齢者にはあります。
私は旅の中で、これまでの知見・経験が重ねられることが一番の魅力だと考えています。
本ブログでは60代、70代の方が、20代、30代とはまた違う旅のスタイルで、人生を豊かに過ごされることを目指し運営していきます。
悠々シニア旅!そのお役に立てますと幸いです。