旅のコツ

旅を企画・プレゼントするときの予算は?友達・恋人・親に贈る旅行の相場ガイド

2025年8月16日

KAPPARA

【最高の旅行をプレゼントしたい、を叶えます】
名前は、かっぱら。名古屋在住、感覚的に京都は近場。初海外はひとり旅。
そんな筆者がつくる家族・友だち・恋人に贈りたい旅行ガイド!

大手商社からIT企業に転身。Webマーケティング・デザイン・営業・ディレクション・管理職を経験。えげつないハード経験が大好きで平和主義。

親孝行で家族5人を海外に連れていきたく貯金中

旅行をプレゼントする ―― それは物ではなく「時間と思い出」を贈る特別なギフトです。

とはいえ真っ先に気になるのは予算のこと。

「友だちに旅行を企画したいけど、いくらくらい?」
「恋人との記念日に旅行を贈るなら、どの程度のプランが喜ばれる?」
「親への感謝旅行、相場は?」と悩むことも多いでしょう。

旅のプレゼントの予算は贈る相手やシチュエーションによって様々です。

本記事では、贈る旅メディア『KAPPARA』の視点から、友だち・恋人・親それぞれに旅行を贈るときの予算相場を解説していきます。

旅をプレゼントする予算相場

まずはざっくりと、旅をプレゼントするときの予算感を掴んでおきましょう。

人数や行き先によって変動しますが、「1人あたり○万円台」という区切りで考えると計画しやすくなります。ここでは1人分の費用目安として、「1万円台」「2万円台」「3万円台以上」の予算でできる旅の例を紹介します。

1人1万円台で贈る旅行

 

比較的リーズナブルな予算ですが、工夫次第で心に残る旅が可能です。

日帰り旅行や近場へのワンデイトリップなら、交通費+食事代程度で収まることもあります。父の日・母の日のプレゼントとして3,000~7,000円程度で日帰り温泉や食事を贈ることもできます。

1万円台であれば、近郊の温泉旅館に1泊するようなプランも検討できます。早割や平日割引を活用すれば、一人1万円台でも宿泊旅行が実現できるかも。

1人2万円台の旅行ギフト

予算に少しゆとりがあれば、定番の一泊旅行をゆったり楽しめます

カップルの場合、プレゼントの相場は一般的に1〜3万円と言われますので、まさにその範囲で特別感のある旅が組めるイメージです。

例えば温泉旅館での1泊2食付きプランや、話題のホテルに泊まって地元のグルメを楽しむ旅行などが候補に。

1人あたり2万円台の予算があれば、移動手段に少し贅沢をして新幹線グリーン車を使ったり、美術館のチケットを組み込んだりと、旅の内容を充実させることもできます。

1人3万円台〜の贅沢旅

記念日や特別な節目には奮発した旅行をプレゼントしたいもの。

予算が1人3万円を超えると、選択肢は一気に広がります。例えば高級旅館やラグジュアリーホテルでの滞在は、1泊2万円〜5万円程度が相場。

往復の飛行機代や特別なアクティビティなどを足していくとあっという間に、4万円ほどになったりします。まずはやりたいことをリストアップして、選別していきましょう。

また、両親への還暦祝い旅行など人生の大切なイベントでは5〜10万円と高めに設定するケースもあります。

このくらいの予算があれば、2泊以上のゆったり旅行や飛行機で行く遠方への旅、高級宿での特別なプランなど、“一生の思い出”級の贈り物が可能です。

 

メモ

これらはあくまで目安ですが、「思い出に残る旅」にするために大切なのは金額より内容です。無理のない範囲で予算を決めたら、その中で一番喜んでもらえる体験は何かを考えてみましょう。

では次に、贈る相手(友達・恋人・親)ごとに、旅をプレゼントする際のポイントを見ていきます。

友だちに贈る旅行

仲の良い友だちへの旅行プレゼントは、「贈る」といっても、多くの場合一緒に旅に出かけるスタイルになります。友だち同士なら費用は割り勘にするケースが多いですが、それでもプランニングや誘いそのものがギフトになるのがポイントです。

 友だち旅行の予算感とシーン別アイデア

友だちとの旅行の場合、予算はお互いの負担も考慮して決めます。

学生時代からの仲間となら比較的低予算でも楽しめますし、社会人の友人になら多少豪華なプランを提案することもあります。

例えば・・・

気軽な週末旅行

1人あたり1万円前後の予算で、日帰りドライブや近郊へのプチ旅行がおすすめです。日帰り温泉+ご当地ランチ旅行を提案したり、話題の〇〇フェスに一緒に行く計画など、手頃な予算でも特別感を演出できます。

学生時代の友人と懐かし旅行

卒業以来会っていない仲間との企画に、1泊2日の旅行をするのも素敵です。予算は1人あたり1〜2万円台で、ゲストハウスを貸し切ってホームパーティ風の旅行にするなど工夫できます。みんなで費用を出し合えば負担も減り、久々の再会がより思い出深いものになるでしょう。

年1とかのイベント旅行

仲が良くて、年に何度も会う友だちと、年に1回行く旅行だったら、少し奮発して1人2〜3万円の予算で贅沢プランを計画することも。

割り勘でも「贈る旅」になる理由

友だち同士の旅は基本的に共同作業。費用も割り勘となれば「プレゼント」の定義から外れるように思えるかもしれません。

しかし、旅そのものを企画し誘ってくれた気持ちはかけがえのない贈り物です。実際に、ある友人と北海道旅行を計画したとき、私は「宿を探しルートを考えて動いてくれたその気持ち」に何より感動しました。

お金の問題でも主催者が誰かでもなく、「一緒に楽しみたい」という想いこそがギフトなのです。

もしできたら、友だちに旅を贈るときはちょっとしたサプライズ計画も挑戦してみてください。

例えば・・

✓ 行き先は事前に相談しつつも、旅程の一部にサプライズを用意する(予約していなかった特別なアクティビティに連れて行く、内緒でバースデーケーキを用意する等)。

✓ 相手が行きたがっていた場所や好きなテーマ(歴史好きの友人になら史跡巡り、アウトドア好きにはキャンプ旅など)を取り入れて、「私のためによく考えてくれた!」と感じてもらう。

旅の終わりに、撮った写真でミニアルバムを作って後日プレゼントするとか、旅の後にも心に残る演出をするのも喜ばれます。

ポイント

友人への旅行プレゼントは、一緒に過ごす時間そのものが最高の贈り物です。お互い気兼ねなく過ごせる関係ならではの距離感を大切に、ぜひ素敵な旅を企画してみてください。

恋人に贈る旅行

大切な恋人へ贈る旅行は、サプライズ感と時にロマンチックな演出が鍵です。

誕生日や記念日など特別な日に計画することが多く、プレゼントとして旅費はできるだけ負担してあげたいもの。ここではカップル向け旅行ギフトの予算感と、心をつかむ演出のポイントを紹介します。

カップル旅行の予算目安とプラン例

恋人との旅行プレゼントでは、少し背伸びした贅沢が思い出を彩ります。

一般的に彼女・彼氏への誕生日プレゼント予算は1〜3万円程度と言われますが、旅行となればもう少し多めに設定するケースも。

プラン例と予算感は次の通りです。

記念日ディナー付き宿泊プラン

1人あたり2万円台〜の予算で、夜景が見えるシティホテルや雰囲気抜群の高原リゾートホテルに1泊

ディナーコースやケーキ付きアニバーサリープランを予約すれば、チェックインからサプライズが始まります。ホテル代は1泊2万円〜5万円程度が相場ですが、特別な演出込みと考えれば納得のプライスです。

憧れの温泉旅館でゆったり

予算に余裕があれば1人3万円台以上で、露天風呂付き客室や貸切風呂のある高級温泉旅館へ。

夕食は個室での懐石料理、朝はのんびり寝坊…と非日常を満喫できます。移動も新幹線グリーン車や飛行機を使えば旅そのものが特別な時間に。二人で非日常を味わう贅沢旅は、きっと一生の思い出になるでしょう。

低予算でも心に響く日帰り旅

付き合い始めのカップルや学生同士なら、無理のない範囲で日帰り旅行も素敵です。それも思い出です。

予算1人1万円前後でも、近郊の遊園地やテーマパークに行って思い切り遊び、サプライズで、ベンチでお手紙を渡したり、夕食でメッセージ付きデザートを用意すると特別感は抜群。

大切なのはお金より「喜んでもらいたい」気持ちなので、背伸びしすぎずプランニングしましょう。

恋人への旅サプライズ&演出のコツ

恋人への旅行プレゼントでは、計画段階からドキドキわくわくさせる工夫がポイントです。

以下のコツを参考に、ロマンチックな演出を仕込んでみてください。

サプライズのタイミング

誕生日や記念日のどのタイミングで旅行を伝えるかも演出の一部です。プレゼント当日に行き先を告げて連れ出すのも良いですが、前もって旅自体は伝えておき、旅行中に別のサプライズを用意する方法もあります。相手の性格によって「完全サプライズが好きか、心の準備があった方が喜ぶか」を見極めましょう。

注意ポイント

一概では言えませんが、事前のワクワクが好きだったり、特に女性は準備もあるので、少なくとも「旅行に行く」ことは前もって伝えておくといいでしょう。男はいきなり連れ出しても問題ありません(-_-;)

旅先でのサプライズ

宿やレストランと事前に相談し、ケーキや花束を用意してもらう定番演出はやはり効果絶大です。

例えば夕食のデザート時にメッセージプレートを出してもらったり、チェックイン時に花束を部屋に置いておいてもらうなど、サプライズ演出を組み込みましょう。

小さなプレゼント(アクセサリーや手紙)を旅先で渡すのも感動が倍増します。

二人ならではの特別な体験

恋人同士の旅だからこそできる体験を入れると◎。

例えば夜に満天の星空を見に行くプラン、記念日に由緒ある神社で縁結びのお守りを交換する、思い出の曲を流しながらレンタカーで海沿いをドライブする等、ロマンチックなシーンを意識しましょう。普段は照れくさいことも旅先ならできるかもしれません。

なお、旅費の負担についてはカップルごとに様々です。全額プレゼントできればベストですが、経済状況によっては一部負担に留める場合もあるでしょう。その際は事前に伝えておくなどフォローも大切です。

大事なのは「相手を想う気持ちが伝わること」

しっかり準備をして、世界で一つだけの特別な旅行を演出してください。

親に贈る旅行

両親への旅行プレゼントは、日頃の「ありがとう」を形にできる最高のギフトです。

親御さんの誕生日や還暦、退職祝い、結婚記念日など節目に計画する方が多いでしょう。予算相場はシーンによって大きく異なり、例えば父の日・母の日なら数千円の日帰り旅行から、還暦祝いなら5〜10万円規模まで様々です。

ここでは、親に旅を贈る際の予算感と計画のポイントをまとめます。

親世代向け旅行の予算とプラン例

気軽な親孝行プラン(1人1万円台)

「たまには近場でいいから一緒に出かけたいね」という親御さんには、日帰りバスツアーや温泉入浴+食事券のプレゼントがおすすめです。

予算数千円〜1万円台でも、例えば近郊の有名旅館の日帰り温泉プラン(入浴+ランチ付き)をペアで贈れば十分喜ばれます。手配が難しければ、旅行券やカタログギフトを渡して「好きな時に選んで行ってね」という形にするのも手軽です。

感謝の1泊旅行プラン(1人2万円台)

還暦や退職ではなくとも、「いつもありがとう」の気持ちを込めて1泊旅行をプレゼントするのも素敵です。

予算は交通費込みで家族2人で3〜5万円前後(=1人あたり1.5〜2.5万円)を目安に、温泉地でのんびり一泊する計画はいかがでしょうか。

例えば「露天風呂付き客室を予約してゆっくり」「夜は部屋食で周りに気兼ねなく団らん」など、両親がリラックスできるプランを考えましょう。平日を絡めて旅行すると宿泊費がぐっと抑えられることもあり、同じ予算でもワンランク上の宿に泊まれる場合があります。

特別な節目の豪華旅(1人3万円台〜)

親の還暦祝いや結婚50周年の金婚式など、大きな節目には奮発旅行で感謝を伝えたいですね。

予算5〜10万円規模であれば、国内有数の高級旅館で2泊のゆったり温泉旅行といったプランも実現可能です。

両親二人きりで過ごしてもらうのはもちろん、子ども世帯が同行して三世代旅行にするのも喜ばれます。「家族みんなで行く旅行」は親御さんにとって何よりのプレゼントかもしれません。

親世代の旅を計画するポイント

親に贈る旅行で一番大切なのは、何よりも「親が快適に楽しめること」を優先することです。

予算内で欲張って詰め込みすぎるより、移動や宿選びに余裕を持たせる方が結果的に満足度の高い旅になります。

計画時に気をつけたいポイントをいくつか挙げます。

移動の負担を減らす

「乗り換えだらけだと不安…」という親には、多少費用がかさんでも直行便やタクシーを活用しましょう。

例えば目的地まで新幹線と在来線を乗り継ぐより、思い切ってレンタカーを手配してドアツードアで移動した方が安心してもらえることも。また早朝出発や深夜の移動は避け、ゆったり昼頃出発・夕方帰宅くらいのスケジュールだと高齢の親にも優しい行程になります。

宿泊先は「コスパ」より「心の弾み」

親への旅プレゼントでは、宿選びも価格よりもワクワク感を重視してみましょう。

例えば「せっかくの旅行だから良いお部屋に泊まって欲しい」と思うなら、露天風呂付や部屋食プランを奮発する価値はあります。過去に筆者は家族で焼肉食べ放題に行った際、「予算内だから」と中価格のコースにしたところ隣のテーブルの高級メニューが頼めず少し寂しい思いをした経験があります。

それ以来、家族に贈る旅行では多少予算オーバーでも喜ぶプランを選ぶようにしています。

無理なく楽しめる内容に

アクティブな観光地巡りも良いですが、親世代にはゆったり過ごせる旅が喜ばれる傾向があります。観光スポットは厳選して、あとは宿で温泉に浸かったり、部屋で語らう時間を十分に取りましょう。歩くのが苦手なら坂道の少ない街を選ぶ、食事制限があるなら宿に事前に相談…といった気配りも大切です。

何より「子どもが自分のために考えてくれた旅」そのものが嬉しいものですから、肩の力を抜いて一緒に景色を見て食事を楽しむ時間に重きを置いてみてください。

「ありがとう」を旅に込めて

普段はなかなか直接伝えづらい感謝の気持ちも、旅行という非日常の中なら素直に表現できることがあります。

例えば旅の終わりに「今日は本当に楽しかった、ありがとうね」と声をかけるだけでも十分です。

親御さんはきっと、その一言を何度も思い出してくれるでしょう。

また、旅から帰った後に写真をアルバムにして渡す、旅先で見つけたお揃いの小物を後日プレゼントする、といった演出もおすすめです。

かっぱら
旅は終わってからも思い出として残り続けます。あなたが贈った旅が、親御さんにとって後から何度も楽しめる宝物の記憶になるよう、ぜひ色々悩みながら計画してみてください。

おわりに

旅をプレゼントすることは、単にお金をかけて豪華な体験を提供することではありません。

相手のために時間をかけて考え、プランを練り、一緒に過ごす ―― そのプロセス全てが尊いギフトです。

予算の大小に関わらず、大切なのは「○○さんに喜んでほしい」というあなたの想い。それさえ伝われば、きっと旅のプレゼントは成功するでしょう。

もし「よし、旅を贈ろう!」と決めたなら、ぜひ今日から計画を始めてみてください。

【宿泊先】予約サイト「楽天トラベル」や「Agoda」がおすすめ

正直、どちらのサイトも運営・安さが優良なので、愛用しています。
宿泊先は口コミや評価を参考に、贈る相手にぴったりの宿を探してみましょう。

■ 海外旅行ならAgoda!!(国内も利用できます!)

■ 国内旅行なら楽天!!(海外もあります!)

遠方への旅ならSkyscannerで航空券を比較して、ベストな移動手段を見つけるのがおすすめです。

さあ、あなたが贈りたい相手の笑顔を思い浮かべながら、世界に一つだけの「贈る旅」を計画してみましょう。きっとその旅は、贈ったあなたにとっても一生忘れられない宝物になります。

皆さんの旅プランが、大切な人への最高のプレゼントとなりますように。さっそく次の休みのカレンダーをチェックして、素敵な旅の物語を紡いでくださいね。行ってらっしゃい!

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