こんにちは、NAOです。
このブログでは、「自分らしく、ゆたかに」をテーマに、シニアの方が安心して楽しめる旅先や過ごし方をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、私が実際に訪れた熱海の1泊2日旅。
都心から新幹線でわずか40分〜1時間。
ふらっと行ける距離なのに、海も山も温泉も文化も楽しめる――そんな贅沢な場所です。
でも、熱海って意外と坂が多くて、移動が少し大変だったりもしますよね。
だからこそ今回は、「足腰にやさしく、それでいて心はときめく」、そんな熱海の歩き方を、実体験をもとにご案内します。
こんな方におすすめ
- 最近ちょっと遠出に自信がなくなってきた
- せっかく行くなら、疲れずに心から楽しみたい
- 心に想い出が生まれる旅にしたい
そんなあなたに向けた、安心感と小さな感動が詰まった、やさしい熱海旅です。
Contents
🔰 シニアでも安心!熱海旅行のポイント3つ
① 無理せず、タクシーやバスを活用しましょう
熱海は坂の町。歩きすぎると足腰に負担がかかります。
駅前や観光地にはタクシーが待機しており、バスも便利です。
無理せず乗り物を使うことで、余裕のある旅に。
② 宿は“段差の少なさ”と“温泉の安心感”を重視
私は「Rakuten Stay 熱海」に宿泊しましたが、シニアの方には老舗の「大野屋」さんなど、スタッフの気配りが行き届き、段差が少ない旅館が特におすすめです。
エレベーター完備、温泉へのアクセスもスムーズで、ゆったり安心して過ごせます。
Rakuten Stay 熱海は、部屋も広くきれいで、温泉も広くサウナ付き、フリードリンク付きで、とっても素敵でしたが若者向けでした!20代の私でも、無人チェックインは少し迷ってしまいました。
③ 1日3〜4か所を目安に
欲張りすぎると疲れてしまいます。
“少し物足りない”くらいが、また行きたくなる旅のコツです。

🌿 Day1:ゆっくり到着、心をほぐす海辺の午後
【来宮神社】心の深呼吸からはじめる
熱海駅からタクシーで10分ほど。
樹齢2000年を超えるご神木が静かに佇む、気の澄んだ神社です。
「この木のそばにいると、背筋が伸びるね」
隣にいた年配の女性がふと口にしたその言葉が、今でも心に残っています。
【囲炉茶屋】体と心をあたためるランチ
観光客に人気の熱海銀座にありながら、落ち着いた雰囲気の和食処。
新鮮な魚と炭火焼きの香ばしさ。胃にやさしく、見た目も美しい料理。
予約も可能なので、安心して訪れられます。
あたたかい味は、人の心をほどく力がありますね。
【熱海サンビーチ】海辺の、ゆるやかな時間
昼食後は、海沿いのベンチでひと休み。
道は平坦で歩きやすく、随所にベンチもあるため、ペースに合わせてのんびり楽しめます。
潮風と会話だけで、時間がゆっくりとけていくような午後。
「観光より、ただ海を見ながら話す時間がいちばん贅沢」
そんな気づきもあるかもしれません。
【熱海プリンカフェ2nd】懐かしさに包まれる甘い時間
昭和レトロな空間で味わう、やさしい甘さのプリン。
おしゃべりが自然と笑顔に変わる、旅の“おやつタイム”にぴったりなひとときです。
【宿泊】※Rakuten Stay 熱海に宿泊(※シニアには「大野屋」がおすすめ)
今回はRakuten Stayに宿泊しましたが、
シニア世代には段差が少なく、スタッフの配慮や施設の安心感が整った「大野屋」さんが最適です。
温泉・眺望・お部屋の広さ
――どれも“やさしさ設計”。
🎨 Day2:文化にふれて、感性が目を覚ます日
【MOA美術館】静けさと絶景にひたる
美術館と聞くと“歩き疲れそう”なイメージがあるかもしれませんが、
MOAは違います。エスカレーター完備・椅子も多く、シニアにもやさしい設計。
展示の充実ぶりも素晴らしく、窓の向こうに広がる海を眺める時間は格別です。
「ただ、美しいものを見るだけで、満たされる」
そんな体験こそ、大人の旅の醍醐味だと思いました。
【ACAOフォレスト】海と花の絶景ガーデン(※園内バス活用推奨)
広く坂道の多いガーデンですが、園内シャトルバスを使えば快適に回れます。
季節の花々と海のコントラストはまさに絵画のようで、心がぱっと晴れ渡ります。
【五鉄の海鮮丼&ぶーちゃんの玉子焼き】
旅の締めくくりにぴったりな、気取らない名店。
ボリューム満点の海鮮丼と、ふわふわでどこか懐かしい玉子焼き――
「最後までおいしい」があると、旅はもっと心に残ります。
🧳 おわりに:「旅=非日常」ではなく、「旅=生活の延長」へ
若い頃の旅は“刺激”を求めるものでしたが、
今の旅は、自分のペースと感性を大切にしながら、心の深呼吸をするようなもの。
熱海は、そのすべてを受け止めてくれる町でした。
だから私は、またきっと何度でも足を運ぶと思います。
そんな「今を豊かに感じる旅」を重ねるうちに、
日常にもやさしさと喜びが染み込んでくるように思います。
私が立ち上げたESBE(イスビー)も、そんな想いから生まれました。
「老後を、もっと楽しく、もっと私らしく」
そのための仲間づくり、居場所づくり、旅の提案を、これからも丁寧に届けていきたいと思っています。
もし今回の熱海旅が、あなたの「次、どこ行こうかな?」のヒントになれば嬉しいです。
そして、あなたの町にもESBEができたら――
そのときは、一緒にもっと素敵な時間をつくれる気がしています。